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カルカッタ小船401オーバーホール・・・9回裏サヨナラ負け><

HIACEさんからお預かりしたリールのオーバーホールに着手ですよ。
1,000円(確か)で買ったリールだけど治るかなーー?というお話。そういう治ったらお得!みたいな話は大好きなんですよね~。ともあれ
a.ハンドルがときどき逆転する
b.リーリング時にゴリ感がある という2つの症状から,おそらくはワンウェイローラーベアリングの不具合だろうと推測されました。

そこでワンウェイローラーベアリングについて情報を集めてみると

①バラしちゃだめ ②グリス厳禁 ③摩耗・劣化はよくあること ④修理は部品交換

ということでした。グリス厳禁が意外でしたが,ローラーの動きを妨げて逆転とかの不具合を起こすそうです。
メンテするならばオイルで,ってことなんですね。

と,こんな事前調査でばらしてみたのですが・・・こりゃ治った!イケたと思ったんですが・・最後の最後でハンドルの逆転という致命傷が出てしまいました。

以下,作業記録になります。ちょっと写真点数多いですがご覧ください。記事の最後に考察を書きます。



外観です。



原因がローラーベアリングならば,ハンドル側をばらすだけで足りるかな,と。



ハンドルナットを外すのは財布に常備しているアブの純正スパナ。どのリールも大抵こいつでばらせるのが素敵。



水色の部品が「ワンウェイローラーベアリング」錆び汁がにじんでますね。これを洗いましょう。
後で出てきますが,ベアリングの内側に入ってる金属パーツ,この写真では飛び出してしまってますが,このパーツの組み付けは要注意です。曲者ですよコイツは。



カップの内側。メインギアに接する面が錆びてますね。問題はその外側に孤を描く削れ跡。メインギアの接触で擦れたのでしょうけど,本来,ギアが当たる位置ではありません。何で擦れてるの・・?要チェックですよ。



グリスがいっぱいですけど,とりあえずこれを全て洗って脱脂します。


ワンウェイベアリングを抜きだしました。けっこうでかいんですねえ。


バラしてはいけないパーツなので,パーツクリーナーでとことん洗います。
ハリィの得意技を繰り出します。広口ビンと有機系クリーナーです。石油溶剤系よりも強力・・らしいです。臭いけど。



広口ビンにパーツを入れ,クリーナーを噴射。ひたひたになるまで液を貯めたらフタをして,軽くシェイクします。
やばい色してきましたよ。写真では分かりにくいですが,スラッグ,錆びが半端ないです。



一回洗い流して,2回目の漬け込み洗浄。まだ大粒の錆びがボロボロ出てきます。どんだけ^^;
というか,これ,シマノさんに文句言っても良いですか?
このリールはカルカッタ「小船」ですよね? 沼や川に浮かべるのが「小舟」だとすれば「船」という字を使う以上,海での船釣りを想定した上での「小船」というリールなはず。
なんでベアリングから大量の赤錆び・・・スチール素材使ってるんでしょう。そんなに安いリールでもないのに。
なんか設計間違ってないですかね?ローラーがステンレスだけど,カバーがニッケルメッキのスチールのようにも思いますが,それって片手落ちじゃないかなぁ・・・。もっといえばこのローラーベアリングって共用パーツなんでしょうから,下手したらコンクエストのも錆びるのでしょうか?うへぇ・・ですねえ。



写真手前,レベルワインドにつながるギアの回転がむちゃ重い。原因は古いグリスです。
ハリィ個人的には,リールにグリスは不要って思います。ドラグワッシャーに使うグリスはともかく,ギア部にはいらないです。メンテもしにくいし,回転落ちるし。オイルだけでいいかと。



ローラーベアリングとその中にはいるパイプです。ピカピカになりましたよ!



動作チェック。ワンウェイがカッチリ利きます。ピッタピタ止まります。この段階では完治を確信したのですが・・



次にキャストコントロール部のベアリングを洗浄します。



シールド外して内部のグリス完全に抜こうと思ったのですが,シールド押さえのCリングが見当たりません。
今まで触ってきたミニチュアベアリングとはちょっと違うみたいです。無茶して壊すのはまずいので,このまま漬け込み洗浄へ。



ハンドル付け根部が錆び色で汚れていたので,パーツクリーナーをしみこませたティッシュで拭き掃除。
この時点では完治を思いっきり確信してましたからね><



錆び部分を1000番の耐水ペーパーで水研ぎ。凸凹をならしました。
その他の錆び部は腐食がけっこう深くてマイナスドライバーで塩と錆びを掘って洗い流しました。



ベアリング洗浄後の回転チェック。シャーーと勢いよく回ります。OK!



とりあえずグリスを落とすのに,外でパーツクリーナー鬼吹きしてきました。手持ちで作業してたら気化熱で手が冷たくなりすぎ,凍る!凍る!とあわててお湯をぶっかけました。



メインギア関係。かなり内部までグリスが大量に回ってました。
これだとハリィのバンタム100みたいに,魚かかった時にドラグ滑る可能性がありますので脱脂します。



メカニカルプレート洗浄完了!ぬるま湯と洗剤と歯ブラシで仕上げましたよ。



なかなかきれいになったのでやる気がさらにもりもりと湧いてきました。



レベルワインドとクラッチの組み付け部も脱脂・洗浄。動作がやたら軽くなりました。



これが組み付け時のポイントになりますが・・・ローラーベアリングの内側に入るパイプは,メインギアのプレートの穴(矢印部)とかみ合う構造になっています。これが噛み合いが抜けてるとハンドルの回転がうまくメインギア(ドラグ)に伝わらないことになります。



ところが,パイプの突起をただ挿してるだけなので,とても外れやすいのです。
そこで①のパイプの頭をメインギア側(写真左側)に押し込みつつ,②のシャフトをじわっと回してメインギアを回転させます。すると,ひとつ前の写真の噛み合いがはまって,①の頭がストン!と落ち込みます。
これ,たまたま気づきましたけど,空転やガタ,ギアの異常な接触の原因になります。



そして,ハンドル部組み付け完了。回転軽く静かで絶好調,逆転無し。
これでミッション終了だ,と思ったのですが・・・。




【最終結果と考察】
リールを完全に組み付けて,ハンドルを回してみると唐突にハンドルの逆転・・・ワンウェイが効かない状況が多発しました。効く時は効くのですが・・・安定しません。
ばらして観察した結果・・・やっぱりワンウェイローラーベアリングは交換が必要なようです。
さらに,遠心ブレーキ側・・・パーミングカップ側のベアリングもよくありません。錆び汁が見えますしゴリ感があります。

ギア類は思ったほど損耗してません。ピニオンギアが少々減ってますが,年数やベアリングのダメージから見たら意外なほどきれいでした。

それから,ワンウェイローラーベアリングの受け部(ハンドル根元)の内側に,本当は付かないであろう位置に擦れ傷がありました。これは推測なんですが,前のオーナーがばらすか何かした時に,ワンウェイローラーの向きを逆に取り付けたのではないかと。そして力を入れてハンドルを回し,回らないベアリングのケースが擦りキズを付けたのかなと。たぶんそんなこともあってローラーが痛んだようにも思われます。


で,やってみた結果

1.ワンウェイローラーベアリング 1個
2.ミニチュアベアリング 1個
3.ハンドル取り付け部のワッシャー(欠品)

が最低必要かと思われますが,パーミングカップ側はまだいじってないので,ゴリ感の原因特定が不十分です。


たぶん,現行リールのサイズで流用できるものもあるかと思いますが,パーツの値段によっては,このリールの使い道というか,扱いと予想費用を比較したほうがいいかもしれません。


ちょっと今晩は遅くなってしまったので,ベアリング径の確認等はあす以降にやってみます。

治すご期待に添えず申し訳ありません><


追記。組み付け前と後の違いを思い出しました。情報に従ってオイルを注油しています。
もしかしたら注油しなければ滑らない?少なくとも軽減されるはずです。
夜にやってみます。
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[ 2012/11/16 01:40 ] タックル | TB(0) | CM(0)

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